ビリー・タブのオーバーヘッドキックが、2025年ピープルズ・プスカシュ賞を受賞
Frederik Hvillum


45か国から投稿された2,332ゴールの中から、ついに1人の勝者が決定。Grangevale AFCのビリー・タブが、コークの街が決して忘れることのないオーバーヘッドキックで、2025年ピープルズ・プスカシュ賞を受賞しました。
ビリー・タブが2025年ピープルズ・プスカシュ賞を受賞。
45か国から投稿された2,332ゴールの中から、数十万票の投票を経て、コークでの日曜午後のオーバーヘッドキックが勝者に選ばれました。そのプレーはオンラインですでに数百万回再生されています。コーク・ビジネスリーグに参戦するGrangevale AFCのプレーヤーが、今年最高のグラスルーツ・ゴールに贈られる本賞に輝きました。
「一般投票で決まる賞だと知っていましたし、みんなが応援して投票してくれたと分かって、受賞できて最高な気分です」とビリー・タブは語ります。
ゴールシーン
キーパーがカウンターを開始。ハーフウェイラインを越えたあたりにいる背番号6へ素早くパス。そこから即座にウィンガーへとつながり、一気にドリブルで持ち込んでクロスを上げます。
クロスは予想よりも高く上がりました。
タブはヘディングでボールをコントロール。ボールが落ちてきます。彼はこれまでもオーバーヘッドキックを決めたことがあり、練習でも、試合でチャンスがあれば常に狙っていました。ボールが浮いた瞬間、本能が突き動かされました。
「家族や友人の支えが大きかったですし、Red FMやCBLといった多くのメディアが取り上げてくれたおかげでもあります」とタブは言います。「ここ数週間は常に電話をチェックしていて、長くてストレスの溜まる日々でしたが、最後にはすべてが報われました」
コークがビリーを後押しした経緯
ボールがネットを揺らした瞬間、コーク・ビジネスリーグ(CBL)は自分たちが手にしたものの価値を確信しました。
CBLのマーケティング責任者、ジェイミー・オサリバンは次のように語ります。「ゴールが決まった瞬間から、私たちはこの動画をプッシュし続けました。特別な何かが起きたと分かっていたからです。このゴールはアイルランドやイギリスのSky Sportsで取り上げられ、オンラインでの再生回数は1,000万回を超えました」
コーク・シティFCやコーヴ・ランブラーズといったクラブもこの動画をシェアし、地元のオリンピックメダリストであるロブ・ヘフェルナンも賛同しました。プロクラブも含む街全体が、コークの日曜リーグに所属する一人のプレーヤーを後押ししたのです。
CBLはその日の午後に至るまで、1年以上にわたりVeoを使って「ゲーム・オブ・ザ・ウィーク」を撮影してきました。「リーグの試合を毎週ライブ配信するために、思い切ってVeoに投資しました。当時の私たちにとっては大きな投資でしたが、10倍以上の価値となって返ってきました。あの試合にCBLのVeoカメラがあったのは、まさに幸運でした」とオサリバンは言います。
Grangevale AFCは、そのゴールが決まった直後にVeoカメラを購入しました。
ピープルズ・プスカシュ賞について
Veoが2022年にピープルズ・プスカシュ賞を創設したのは、ある共通の現象が繰り返されていたからです。それは、どこかで生まれた素晴らしいゴールが、本来受けるべき称賛を得られないまま埋もれてしまうということでした。ウェールズの渓谷で放たれた強烈なシュート。フィンランドのピッチで決まった試合終了間際の決勝弾。観ている誰もが我を忘れて熱狂する、そんな瞬間の数々です。
コンセプトはシンプルです。サッカー界の巨大なスタジアム以外の場所で生まれた、最高のゴールを称えること。
この賞は年々規模を拡大してきました。2023年には、メイソン・エヴァンスが1,200万人以上を魅了するボレーシュートで受賞。昨年は、ジョナサン・ル・ネールのオーバーヘッドキックが3,000万人以上に届き、大陸を越えてサッカーファンを一つにしました。そして今年は、ビリー・タブです。
美しいサッカーは、エリートレベルだけの特権ではありません。日曜の午後に決まったオーバーヘッドキックも、それだけの価値があるならば、等しく認められるべきなのです。タブのゴールには、その価値がありました。



