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17歳の情熱が母校を変えた。 AIカメラ「Veo」で切り拓く次世代のサッカー分析

Ai Farkas

Jul 17, 2026

サッカー業界へ徐々に導入し始めているテクノロジー。必要性や価値について様々な疑問をお持ちの方も多いことでしょう。 高校時代に自らVeoの導入を提案し、現在はJapanサッカーカレッジのサッカーコーチ研究科に在籍する鮎川琉生(あゆかわ るい)さんへインタビューし、カメラの重要性や価値、現場の監督・コーチ陣が実感した変化も含め、お話をお伺いしました。

 鮎川 琉生 (あゆかわ るい) さんは、東京実業高等学校サッカー部に所属していた頃は、センターバック、部長、そしてアナリストとして活動していました。現在は学校で戦術や分析を専攻しながら、プロのアナリストを目指しています。

1. 「言語化」のプロへ:アナリストを志した原点

鮎川さんがアナリストを志したのは中学2年生の時でした。コロナ禍でクラブチームの選手と触れ合う機会が減る中、「サッカーの知識を深めたい」と分析や戦術の「言語化」に魅力を感じたことが始まりです。「皆が選手を目指す中で、あえて異なる道でプロを目指すという“逆転の発想”もありましたし、何より『誰かのために尽くしたい』という思いが強かったです。」

当時の撮影環境はiPhoneやiPadでしたが、YouTubeでVeoの存在を知り「これは革命だ」と確信しました。ピッチ全体を把握できる俯瞰視点、撮影者が不要になるAI追跡。これこそがアナリストの基盤になると直感したのです。

2. 変革を遂げたプレゼンテーション:大人たちを動かした17歳の思い

当時、鮎川さんが所属していた高校ではVeoを使用していませんでした。しかし、アナリストとしての道を進むには、この機材が不可欠だと確信していた彼は、単なる「希望」に留まらない、戦略的な行動に移ります。

まずは高校1年生の「人生プラン発表会」という場で、自身の将来ビジョンとともに、アナリストとしてのキャリア形成にVeoがどれほど重要であるかを説明しました。彼の熱意は、将来を見据えた「投資の必要性」として大人たちへ深い印象を与えたのでしょう。

さらに、鮎川さんは自ら保護者会に出席しました。現場の学生という立場で、導入によるチームのメリット、分析精度の向上、そして指導効率化の価値を直接プレゼンテーションし、保護者の納得を得たのです。この圧倒的な説得力のある発表からわずか数ヶ月後、校内初となるVeo導入が正式に決定しました。

3. 指導者が感じた変化

導入後、現場では単なる効率化を超えた変化がありました。指導陣の証言を交え、その変化を整理します。

① 思考を止める「作業」からの解放

  • 準備の自動化: スイッチを入れるだけで撮影が完了し、アップロードまで自動化。準備が劇的に簡素化された、と評価しています。
  • 分析の高速化: AIによるハイライト抽出により、試合直後の振り返りが可能に。鮎川さんも「撮影に縛られず、リアルタイムで詳細なメモを取れるようになった」とその恩恵を語ります。

② 「感覚のズレ」をゼロにする客観性の獲得

  • 勝利へのロードマップ: 監督は「対戦相手の弱点を映像で精査し、それに基づいたトレーニングを組むことで勝率の向上に繋がっている」と、戦略面での手応えを明かしています。
  • 理解と共感: 指導者の意図を映像で具体的に示すことで、選手の理解度が向上。「口頭だけでは感情的に受け取られがちな指摘も、映像という事実なら素直に改善意欲へ繋がる」と指導陣は語ります。

③ 選手たちが自ら考え、議論し始める「主体性」の芽生え

  • 自主的な振り返り: 映像の質が良いため、選手が飽きずに自分のプレーを見返すようになりました。「選手一人ひとりが意識的に振り返りを行うようになった」と変化を指摘してくれました。
  • コミュニケーションの変革: 放課後に視聴会が行われたり、映像を切り取ってフィードバックを送り合うなど、選手間で戦術を語り合う姿が日常となりました。

4. 映像の先に描く未来図

鮎川さんは現在、さらに高度な戦術研究に励んでいます。「将来はアナリスト派遣会社を起業し、日本の分析文化を底上げしたい。」と話してくれました。

導入を迷っているチームに対し、彼は力強くこうメッセージを送ります。
「『使いこなせるか』『費用が...』という不安はあると思いますが、まずは使ってみてほしいです。使えば必ずその価値が分かります。映像があることで、ない時との違いがはっきり分かるはずです。」

若くして自分の将来をはっきりと描いている鮎川さん、ご協力ありがとうございました。

将来どのようなアナリストとして活躍するか、ご期待ください!

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